ミニストップが全店で成人誌の取り扱いを中止 千葉市からの働きかけをきっかけに

コンビニエンスストア「ミニストップ」を運営するミニストップ株式会社は2017年11月21日、国内のミニストップ全店で成人誌の取り扱いを中止するとしたプレスリリースを発表しました。

ここでいう成人誌とは、「各都道府県の指定図書類及び出版倫理協議会の表示図書類」と、「各都道府県青少年保護育成条例で定められた未成年者(18歳未満者)への販売・閲覧等の禁止に該当する雑誌及びそれらに類似する雑誌類」とされています。ミニストップ株式会社は、取り扱い中止のきっかけは、かねてから成人誌の陳列対策に取り組んでいた千葉市による働きかけであるとしています。

2017年12月1日より、まず千葉市内のミニストップ店舗で成人誌の取り扱いが中止され、2018年1月1日からは全国のミニストップに取り扱い中止の範囲が拡大されます。

ミニストップ千葉市店舗および全国における成人誌取り扱い中止について
https://www.ministop.co.jp/corporate/release/assets/pdf/20171121_10.pdf

参考:
日本雑誌協会及び日本書籍出版協会、堺市への「有害図書類を青少年に見せない環境づくりに関する協定」について公開質問状、堺市からの回答をウェブサイトに掲載
Posted 2016年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/31223

日本雑誌協会及び日本書籍出版協会、堺市の「有害図書類を青少年に見せない環境づくりに関する協定」について声明と申入書をウェブサイトに掲載
Posted 2016年4月22日
http://current.ndl.go.jp/node/31425