オープンアクセス誌“D-lib Magazine”、2017年7・8月号をもって定期刊行を終了

オープンアクセス誌“D-lib Magazine”の2017年7・8月号のEditorial“The End of an Era”にて、同誌が同号をもって定期刊行を終了することが発表されています。

財政的支援の減少、質の高い投稿原稿の減少、そして“Digital Libraries”というフレーズがもはやイノベーティブではなくなったことなどを理由に挙げています。一方、過去の記事のオンラインアーカイブは引き続き維持されます。また、コミュニティに資する新たな方法が見つかれば、それを試みる用意はあるとしています。

同誌は1995年7月に創刊号を刊行して以来、これまでの約20年間に265号を刊行しました。掲載した記事は1,000本を超えます。

Laurence Lannom. The End of an Era. D-Lib Magazine. 2017, 23(7/8).
https://doi.org/10.1045/july2017-editorial

D-Lib Magazine. 2017, 23(7/8).
https://doi.org/10.1045/july2017-contents

D-Lib Magazine
https://doi.org/10.1045/dlib.magazine

参考:
“D-Lib Magazine”を支えてゆく団体結成
Posted 2007年4月5日
http://current.ndl.go.jp/node/5666