いわて連携復興センター、「3.11 いわてNPOチラシアーカイブ」を公開:岩手県で活動した県内の支援団体発行のチラシ等を収集

2017年5月11日、岩手県北上市に事務所を置く、特定非営利活動法人いわて連携復興センターが「3.11 いわてNPOチラシアーカイブ」を公開したと発表しています。

日本郵便株式会社の「2016年度年賀寄附金配分事業」の助成を得て、東日本大震災において、主に岩手県で活動した県内の支援団体が発行した活動チラシや資料を収集・アーカイブ化したものです。

団体別、年月別、市町村別に検索できるほか、資料を【カテゴリ】【分野】【対象】に三大別したうえで、タグ付けがされているため、分野別での検索も可能です。

公開されているチラシは、各制作団体の許可を得て使用しており、今後も、提供可能な東日本大震災の復興支援活動に関するチラシなどの収集を続けると説明されています。

「3.11 いわてNPOチラシアーカイブ」WEBサイト リリースしました(3.11 いわてNPOチラシアーカイブ,2017/5/11)
http://www.ifc.jp/news/secretariat/entry-2072.html

3.11 いわてNPOチラシアーカイブ
http://www.ifc.jp/page/wp/

被災地支援チラシ集めてます NPOがアーカイブ(河北新報,2017/6/7)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170607_33006.html

参考:
宮城県東松島市図書館、市民の被災体験を映像として記録する「ICT地域の絆保存プロジェクト」を実施中
Posted 2012年8月13日
http://current.ndl.go.jp/node/21593

朝日新聞デジタルで「チラシでたどる震災1000日」が公開:新聞の折り込みチラシの変遷から被災地の復興をたどる
Posted 2013年12月4日
http://current.ndl.go.jp/node/24998

東北学院大学、同学の学生が携わった文化財レスキュー活動に係る記録・研究資料を「東北学院大学学術情報リポジトリ」で公開
Posted 2015年12月4日
http://current.ndl.go.jp/node/30143

長岡市立中央図書館文書資料室、災害関連資料の保存をテーマとした図録を刊行
Posted 2016年3月14日
http://current.ndl.go.jp/node/31001

CA1815 – 図書館共同キャンペーン「震災記録を図書館に」呼びかけ団体における東日本大震災関連資料収集の現状と課題-震災の経験を活かすために- / 永井伸
カレントアウェアネス No.319 2014年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1815

CA1853 – 神戸大学附属図書館「震災文庫」利用の現状と課題 / 井庭朗子, 小村愛美, 花﨑佳代子
カレントアウェアネス No.325 2015年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1853

CA1867 – 宮城県内の自治体による震災アーカイブの概況 / 眞籠 聖
カレントアウェアネス No.327 2016年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1867