“PHAROS Art Research Consortium”、芸術作品の写真アーカイブ2,500万点分の公開を計画

2017年5月16日、米・ニューヨークに所在する美術館フリック・コレクション (Frick Collection) は、世界の関係機関と連携しての、未発表の芸術関連のドキュメントを含む2,500万点の芸術作品の写真アーカイブ公開の計画を発表しています。

フリック・コレクションでは、自館を含む世界の14機関とコンソーシアム“PHAROS Art Research Consortium”を結成し、写真アーカイブへのアクセスの革新のためのデジタル研究プラットフォームを構築しており、2020年までに現在の参加機関からの700万点分の写真アーカイブの公開を計画しています。

現在の参加機関は以下の14機関で、今後の参加館の拡大も計画されています。

・ヘルトツィアーナ図書館(イタリア)
・マールブルク写真画像資料館(ドイツ)
・コートールド美術研究所(英国)
・フェデリコ・ゼリ財団(イタリア)
・ゲティ研究所(米国)
・イ タッティ邸(イタリア)
・国立芸術史研究所(フランス)
・フィレンツェドイツ美術史研究所(イタリア)
・ナショナルギャラリーオブアート(米国)
・ポールメロンセンター(英国)
・オランダ国立美術史研究所(オランダ)
・ウォーバーグ研究所(英国)
・イェール ブリティッシュアートセンター(米国)
・フリックアートリファレンス図書館(米国)

The Frick Collection Leads International Collaboration to Unlock Access to 25 Million Images of Artworks(Frick Collection,2017/5/17)
http://www.frick.org/press/frick_collection_leads_international_collaboration_unlock_access_25_million_images_artworks

PHAROS
http://pharosartresearch.org/