マンダレー大学とヤンゴン大学、オープンアクセスの機関リポジトリを開設(ミャンマー)

2017年5月12日付のEIFLのブログ記事によると、ミャンマーのマンダレー大学とヤンゴン大学がオープンアクセスの機関リポジトリを開設しました。

これらのリポジトリは、途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)のEIFL eLibrary Myanmarプロジェクトを通してEIFLの支援のもと開設され、査読誌の雑誌記事や研究論文などが収録されています。

開設時、マンダレー大学の機関リポジトリ“University of Mandalay Open Access Repository(UMOAR)”には、163の著者による134の出版物、ヤンゴン大学の機関リポジトリ“University of Yangon Repository(UYR)”には、物理学や化学関係の著者を中心に、342の著者による144の出版物が収録されています。

TWO OPEN ACCESS REPOSITORIES LAUNCHED IN MYANMAR(EIFL, 2017/5/12)
http://www.eifl.net/news/two-open-access-repositories-launched-myanmar

University of Mandalay Open Access Repository(UMOAR)
http://umoar.mu.edu.mm/

University of Yangon Repository(UYR)
http://uyr.uy.edu.mm/

eLibrary Myanmar Project(EIFL)
http://www.eifl.net/eifl-in-action/elibrary-myanmar-project

参考:
EIFL、マンダレイ大学・ヤンゴン大学と共同で、OAポリシー策定およびリポジトリ運営開始のためのセミナー等を実施(ミャンマー)
Posted 2016年2月10日
http://current.ndl.go.jp/node/30695

ミャンマーの大学図書館に、電子情報資源を提供する“e-Library Myanmar Project”(記事紹介)
Posted 2016年7月25日
http://current.ndl.go.jp/node/32152