2030年、ピア・レビューはどうなっている?

2017年5月2日、BioMed CentralとDigital Scienceはピア・レビューの将来について論じた報告書、”What might peer review look like in 2030?”を公開しました。

同報告書は2016年11月に開催された、科学政策・アウトリーチ・ツールに関する国際会議SpotOn Londonの中で行われた、ピア・レビューに関するセッションの内容に基づくものです。人工知能の適用、科学者の視点、ピア・レビューの歴史とプレプリント、ピア・レビューの持続可能性、オープン性の増進など、6本の論考が掲載されています。

What might peer review look like in 2030?(figshare、2017/5/2付け)
https://figshare.com/articles/What_might_peer_review_look_like_in_2030_/4884878

参考:
CA1829 – 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤翔 カレントアウェアネス No.321 2014年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1829

Taylor & Francis社が研究者の査読に関する意識やトレーニングや支援の実態をまとめた報告書“Peer review : A global view”を公開
Posted 2016年7月14日
http://current.ndl.go.jp/node/32081

オンライン投稿・査読システムEditorial Manager、Meta社の人工知能技術を統合
Posted 2016年10月21日
http://current.ndl.go.jp/node/32772

Nature Communications、査読レポートの公開オプションを恒久的に提供する方針へ
Posted 2016年11月15日
http://current.ndl.go.jp/node/32936