米・カリフォルニア大学、新政権の最近の行為とその結果生じている、オープンアクセスの継続や、情報・学術成果・知識の保存に関する懸念に対処するための声明を発表

2017年3月6日、米・カリフォルニア大学の学術コミュニケーション室(OSC)と大学図書館が、新政権の最近の行為とその結果生じている、オープンアクセスの継続や、情報・学術成果・知識の保存に関する懸念に対処するための声明を発表しています。

声明において、OSCと図書館は、政府関連情報のパブリックアクセスを確保するため、今後数週間、研究データ・出版物・学術成果が利用可能・発見可能であり続けるための具体的な行動をとるとしており、また、全国で行われている同種の保全活動を支援するとともに、他の機関もこの動きに関与することを推奨しています。

UC Office of Scholarly Communication and UC Libraries Statement on Commitment to Free and Open Information, Scholarship, and Knowledge Exchange(カリフォルニア大学OSC,2017/3/6)
http://osc.universityofcalifornia.edu/2017/03/statement-on-commitment-to-free-and-open-information/

参考:
カリフォルニア大学がOA方針を拡大
Posted 2015年10月28日
http://current.ndl.go.jp/node/29789

米国の大学・研究図書館協会、連邦政府による研究成果の公開に関する声明を採択し、公表
Posted 2017年2月24日
http://current.ndl.go.jp/node/33540

米国図書館協会(ALA)と大学・研究図書館協会(ACRL)、トランプ新政権の政策に対して反対を表明
Posted 2017年1月31日
http://current.ndl.go.jp/node/33364