筑波学院大学・東京大学による、つくば市(茨城県)における東京電力福島第一原子力発電所事故等による避難者への支援事例のアーカイブが公開

2016年7月27日付の「福島民報」で、2016年7月26日に「東京電力福島第一原子力発電所事故 つくば市での避難者支援この5年(2011-2016) <映像アーカイブ>」(「つくば映像アーカイブ」)が公開されたことが報じられています。

東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故以降、福島県からの避難者を受け入れてきた茨城県つくば市での避難者支援活動に関するアーカイブで、1年をかけておこなわれた17団体へのインタビューの映像のほか、アーカイブの背景等を整理したページも公開されています。

このアーカイブは、東京大学の関谷雄一氏(研究代表者)、東北大学の高倉浩樹氏・筑波学院大学の武田直樹氏・東京大学の箭内匡氏(研究分担者)による、「震災復興の公共人類学:福島県を中心とした創造的開発実践」(科学研究費助成事業2014年度基盤研究B)の一環として制作されたものです。なお、アーカイブのプロジェクトリーダーは武田氏です。

東京電力福島第一原子力発電所事故 つくば市での避難者支援この5年(2011-2016) <映像アーカイブ>
http://sites.anthro.c.u-tokyo.ac.jp/tsukuba/

Vimeo(武田科研)
https://vimeo.com/154850039
※「「つくば映像アーカイブ」ダイジェスト」の動画です。

避難者らの証言映像をネット公開 筑波学院大と東京大(福島民報, 2016/7/27)
https://www.minpo.jp/news/detail/2016072733170

関連:
震災復興の公共人類学:福島県を中心とした創造的開発実践(科研)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-26284136/