米・ウッズホール海洋研究所（WHOI）、海洋哺乳類の鳴き声が収録されたサウンドアーカイブを公開

2016年6月20日、米・ウッズホール海洋研究所（WHOI）が、海洋哺乳類の鳴き声のサウンドアーカイブ“Watkins Marine Mammal Sound Database”をオンラインで公開しました。

同研究所には、研究所所属の研究者で2004年に亡くなったワトキンス（Watkins）氏が、自ら収集した音源に他の研究者による音源を加えたコレクションがあり、それをデジタル化したものです。

コレクションには、70年以上にわたって収集された60種類以上の海洋哺乳類の鳴き声が含まれており、メタデータには、通称や学名、音源収録場所の地理情報等、研究者によって付与された情報が含まれています。

音源は、個人又は研究目的であれば誰でも自由に利用できますが、商用利用は禁止されています。

マスターテープなど物理的なコレクションは、ニューベッドフォード捕鯨博物館（New Bedford Whaling Museum）に寄贈されています。

Watkins (William A.) collection of marine mammal sound recordings（WHOI Library）
http://archives.mblwhoilibrary.org/repositories/2/resources/168#id3240935

Marine Mammal Collections（ニューベッドフォード捕鯨博物館）
https://www.whalingmuseum.org/marine-mammal-collections

図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。