Text Encoding Initiative(TEI)に日本語テキストなどを扱うSIGが結成される

人文科学のテキストの符号化・交換のための規格を定めるコンソーシアムText Encoding Initiative(TEI)に、P5ガイドラインに日本語のテキストのエンコーディングに関するガイドラインを盛り込み、また、ガイドラインの課題等を明らかにすることなどに取り組む“East Asian/Japanese”のSIG(Special Interest Groups)が結成されています。

TEIのウェブサイトに“East Asian/Japanese”のページも開設されており、今後東アジアのテキストをさらに広範にカバーすべく、中国、韓国、台湾、ベトナムの人々を含めながら、規模を拡大していくことを目指すとされています。

East Asian/Japanese SIG(TEI)
http://www.tei-c.org/Activities/SIG/EastAsian/

TEI: P5 Guidelines
http://www.tei-c.org/Guidelines/P5/

SIG:East Asian(SIG:East Asian, 2016/6/28更新)
http://wiki.tei-c.org/index.php/SIG:East_Asian
※2016/6/22付でページが作成されています。

関連:
TEIとoXygenの初歩(Digital Humanities notes in Japan)
http://www.dhii.jp/nagasaki/blog/node/12

参考:
図書館におけるTEI規格活用のベストプラクティスを集めた“Best Practices for TEI in Libraries”第3版が公開
Posted 2011年10月17日
http://current.ndl.go.jp/node/19323

CA1793 – 歴史学研究のためのデジタル・アーカイブ―情報発見のために必要なものとは― / 後藤真
カレントアウェアネス No.316 2013年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1793

CA1855 – 北米のメタデータ・ライブラリアンシップ事情 / 芝 麻子
カレントアウェアネス No.325 2015年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1855