献血をすれば延滞料を免除します:米・西フロリダ公共図書館の取組み

米・フロリダ州エスカンビア郡の西フロリダ公共図書館が、献血と引き換えに、50ドルまでの延滞料を免除をする取組みを行なうことを発表しています。

罰金を支払えない人が図書館に戻ってくることを目的としており、血液バンクネットワーク“Oneblood”と連携し、年間を通じ、7つの分館で行う予定となっています。

延滞料の免除以外に、特典として、Oneblood提供のTシャツや、アメリカ人の血液型分布にあわせて特別にデザインされた図書館利用者カードがもらえます。

米・コネチカット州の図書館での同種の取組みが成功をおさめたことが動機となっているとのことです。

Facebook(West Florida Public Libraries- WFPL,2016/6/20)
https://www.facebook.com/westfloridapubliclibraries/photos/a.209032029142771.50181.182030761842898/1082465885132710/?type=3&theater

Library exchanges late fees for blood (PENSACOLA News Journal,2016/6/22)
http://www.pnj.com/story/news/local/pensacola/2016/06/22/library-exchanges-late-fees-blood/86242906/

参考:
ロサンゼルス公共図書館、バレンタインデーにあわせて、延滞料免除プログラムを実施
Posted 2016年1月22日
http://current.ndl.go.jp/node/30510

米シカゴ公共図書館の延滞料免除プログラムに10万点の資料が返却される
Posted 2012年9月13日
http://current.ndl.go.jp/node/21828

本を読むなら許します! ニューヨーク公共図書館による子ども利用者14万人の罰金帳消しキャンペーン
Posted 2011年7月26日
http://current.ndl.go.jp/node/18757