東京大学史料編纂所による「イェール大学所蔵 日本関連資料調査プロジェクト」のウェブサイトで成果が公開

イェール大学をはじめとする米国大学に所蔵されている日本関連資料について、日本、米国両国の研究者が共同で内容的検討を行い、その価値についての認識を深め、再活用する手段を講じることを目的としたプロジェクト「イェール大学をはじめとする米国大学所蔵日本関連資料の再活用による日本研究の推進」について、2016年3月25日付でウェブサイト「イェール大学所蔵 日本関連資料調査プロジェクト」が公開され、2016年5月18日、東京大学史料編纂所がプロジェクト報告を掲載したことを発表しています。

このプロジェクトは、東京大学史料編纂所が人間文化研究機構から委託されたもので、2010年度から2015年度までを研究期間とし、東京大学史料編纂所の近藤成一氏が研究代表者となって実施されました。

2016年3月に発表された米国図書館協会(ALA) のLeab展示賞を受賞した、“Treasures from Japan in the Yale University Library”の展示カタログは、このプロジェクトの協力のもと作成されました。

イェール大学所蔵 日本関連資料調査プロジェクト
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/exchange/yale/top_page/index.html

東京大学史料編纂所
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html
※2016/5/18付で「イェール大学所蔵日本関連資料調査プロジェクト報告を公開しました。」とあります。

関連:
『イェール大学所蔵 日本関連資料 研究と目録』刊行(国立歴史民俗博物館, 2016/3/31)
https://www.rekihaku.ac.jp/education_research/research/list/joint/2010/siebold/jp/oc/oc20160331_y.html

参考:
2016年Leab展示賞の受賞作品発表 イェール大学で開催された「イェール大学図書館所蔵日本関係資料」展も選出
Posted 2016年3月17日
http://current.ndl.go.jp/node/31043