大学・研究図書館における研究データ管理の実践に関する報告書刊行

米国の調査会社Primary Research Group(PRG)が、英国・米国の大学・研究図書館を対象に実施した、研究データ管理の実践に関する調査報告書”International Survey of Academic & Research Library Data Curation Practices, 2016-17 Edition”を刊行しました。

この調査は英米両国10ずつの大学・研究図書館を対象に実施した質問紙調査の結果に基づくものです。研究データ管理について、財源、スタッフ、評価、利用している技術等、多岐にわたる設問を設けて尋ねています。本文は有料ですが、サマリーと目次を無料で閲覧することができます。

International Survey of Academic & Research Library Data Curation Practices, 2016-17 Edition(PRG)
http://www.primaryresearch.com/view_product.php?report_id=597

参考:
E1792 – 研究データ管理のための資金源の長所と短所:米国の事例 カレントアウェアネス-E No.302 2016.04.28
http://current.ndl.go.jp/e1792

OCLC Research、研究図書館における研究データ管理に関する“Building Blocks: Laying the Foundation for a Research Data Management Program”の報告書を公開
Posted 2016年4月14日
http://current.ndl.go.jp/node/31335

機関リポジトリ推進委員会、米国情報標準化機構(NISO)の研究データ管理に関する手引書“Research Data Management”を日本語に翻訳して公開
Posted 2016年4月5日
http://current.ndl.go.jp/node/31261

CA1818 – 研究データ共有時代における図書館の新たな役割:研究データマネジメントとデータキュレーション / 池内有為
カレントアウェアネス No.319 2014年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1818