国立国会図書館、視覚障害者等用データの収集範囲を拡大

国立国会図書館(NDL)は現在、公共図書館から音声DAISYデータおよび点字データを収集し、国立国会図書館が製作した学術文献録音図書DAISYデータ等とあわせて、視覚障害者等個人の方や図書館等にインターネット経由で送信するサービスを行っています(視覚障害者等用データ送信サービス)が、この度、収集する範囲を以下のとおり拡大します。

○収集対象機関
公共図書館に加え、大学図書館など著作権法第37条第3項で視覚障害者等のための複製等が認められている機関・団体から収集します。

○収集データ種別
音声DAISYデータ及び点字データに加え、次のデータを収集します。
・マルチメディアDAISYデータ
・テキストDAISYデータ
・プレーンテキストデータ

収集したデータは視覚障害者等用データ送信サービスで順次提供します。

視覚障害者等用データの収集範囲の拡大について(NDL,2016/3/29)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2015/1215152_1830.html

関連:
視覚障害者等用データの収集および送信サービス(NDL)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/supportvisual/supportvisual-10.html

視覚障害者等用データ送信サービス(視覚障害者等個人の方向けのご案内)(NDL)
http://www.ndl.go.jp/jp/service/support/send.html

参考:
国立国会図書館の「視覚障害者等用データ送信サービス」、6月3日からサピエ図書館からも利用が可能に
Posted 2014年6月4日
http://current.ndl.go.jp/node/26275

国立国会図書館、1月27日から「視覚障害者等用データ送信サービス」を開始
Posted 2014年1月27日
http://current.ndl.go.jp/node/25337