奈良文化財研究所、和同開珎出土遺跡データベースを公開

2016年3月11日、奈良文化財研究所が、和同開珎出土遺跡データベースを公開しています。

2001~2007年度に実施した科学研究費補助金、基盤研究(B)『富本銭と和同開珎の系譜をめぐる比較研究』(研究代表者:松村恵司)で実施した和同開珎出土遺跡の全国集成作業に基づくもので、その成果は、2007・2008年刊行の『和同開珎をめぐる諸問題(一)』『同(二)』(松村恵司・栄原永遠男編)で公開しましたが、今回は、それを電子化し、奈良文化財研究所のホームページ上で広く一般に公開するものとのことです。

集成した和同開珎は総数6,362点(内銀銭51点)で、出土遺跡は784遺跡とのことです。

和同開珎出土遺跡データベースを公開(なぶんけんブログ,2016/3/11)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2016/03/post-73.html

和同開珎出土遺跡データベース
http://mokuren.nabunken.go.jp/wadou/