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イェール大学図書館、「南京事件」を撮影したとされる映像を含むフィルムの寄贈を受け、一部はデジタル化して公開

2016年1月22日付けのYale Newsが、イェール大学神学大学院図書館が、最近、マギー(John G. Magee)氏の孫から寄贈を受けた、「南京事件」の映像を含むフィルムのリール13点について紹介しています。

同フィルムは、イェール大学の卒業生でもあるマギー氏が、1920年代から1930年代の中国で、宣教師として活動していた間に、16ミリフィルムのカメラで撮影したものであり、13リールの内2リールが、「南京事件」に関するもので、残りの11リールは1920年代から1930年代の南京や他の地域での街頭の様子や礼拝などの日常生活を撮影したもので、1931年9月の揚子江(長江)の洪水や、1927年11月1日に英国国教会で行われた2番目の中国人司教の聖別式の映像などが含まれているとのことです。

寄贈されたフィルムは、第二次世界大戦中の南京や上海での出来事のドキュメンタリーを制作しているショア財団(The USC Shoah Foundation)によってデジタル化され、そのうち日本が侵攻した際に撮影された2リールの抜粋が、同図書館の“The Nanking Massacre Project”のウェブサイトで公開されているとのことです。

Donated film reels contain footage from the Nanking Massacre(Yale News)
http://news.yale.edu/2016/01/22/donated-film-reels-contain-footage-nanking-massacre#.VqdXa2YYzNg.twitter

The Nanking Massacre Project(イェール大学神学大学院図書館)
http://divinity-adhoc.library.yale.edu/Nanking/index.html

The Nanking Massacre Project>photos&Film
http://divinity-adhoc.library.yale.edu/Nanking/Photographs.html
※Magee_Reel_1_clip.mp4、Magee_Reel_9_clip.mp4がデジタル化された映像です。

※タイトルと本文の一部を修正しました(1/27)