サンディエゴ公共図書館の職員が、性的人身売買の被害者を支援するための研修を受講(記事紹介)

NBC 7 (San Diego)の報道によると、米国のサンディエゴ公共図書館(36館)に所属する800名のスタッフが、性的人身売買の被害者を見つけ、それらの人々と対話して支援するための研修を受けたことが紹介されています。

この研修は、ランチョサンタフェ基金とサンディエゴ公共図書館財団が資金を供出した“Out of the Shadows”というプログラムの一環であるとのことで、今後市民への啓蒙を行っていくようです。

記事で、同館の館長であるMisty Jones氏では、図書館を安全かつ中立な場であると考えており、性的人身売買についての難しい会話も成立し得るのではないか、という考えが示されています。

米国における人身売買に関し、サンディエゴはワースト10に数えられる都市であるとのことです。

Library Staff Trained to Identify Sex Trafficking Victims(NBC 7 (San Diego), 2016/1/22)
http://www.nbcsandiego.com/news/local/Library-Staff-Trained-to-Identify-Sex-Trafficking-Victims-366243441.html

Facebook(San Diego Public Library Foundation, 2016/1/25)
https://www.facebook.com/supportmylibrary/posts/10153946993649974