全米の104の図書館で先住民の健康と病気に関する巡回展を実施

2015年12月16日、米国図書館協会(ALA)は、米国国内で、巡回展示“Native Voices: Native Peoples’ Concepts of Health and Illness”を2016年2月から2020年まで、全米の104館で実施すると発表しています。

同展は、2011年から2015年まで米国国立医学図書館(NLM)で実施されていた展示で、米国先住民、アラスカ先住民、ハワイ先住民の健康・病気・文化生活の相互関連性を探求しており、伝染病・連邦法・土地の損失の影響と、今日の先住民とそのコミュニティの健康文化の阻害要因を明らかにするものとのことです。

巡回館は、6週間の展示貸出と、250ドルの助成金、ウェビナー(ウェブセミナー)による展示に関する学習の機会と、オンラインでのプロジェクト支援素材、地域でのプロモーションのためのキットを受け取るとのことです。

104 libraries selected to host traveling exhibition on Native concepts of health and illness(ALA,2015/12/16)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/12/104-libraries-selected-host-traveling-exhibition-native-concepts-health-and

巡回館
https://apply.ala.org/nativevoices/exhibit-sites