電子書籍を提供している公共図書館は94%(米国):Library Journal誌とSchool Library Journal誌による共同調査より

Library Journal誌とSchool Library Journal誌が共同で実施している、公共図書館における電子書籍の年次調査が発表されています。

エグゼクティブサマリーによると、317の米国内の公共図書館への調査では、新規性の少なさや電子書籍が主流になったことにより、電子書籍への熱烈な興味はおさまっているとのことです。

電子書籍の価格が高いというのが電子書籍に関して公共図書館から寄せられる最も多い不満ということです。

また、公共図書館での電子書籍書籍の提供率は、2010年が72%であったのに対して、2015年では94%になっています。

報告書全体を閲覧するには登録してダウンロードする必要があります。

94% of public libraries offer ebooks says the 2015 LJ/SLJ report(No Shelf Required,2015/10/28)
http://www.libraries.wright.edu/noshelfrequired/2015/10/28/94-of-public-libraries-offer-ebooks-says-the-2015-ljslj-report/

2015 Ebook Usage Reports:Public Libraries
http://lj.libraryjournal.com/downloads/2015publicebooksurvey/
※登録ページ

参考:
E1530 – 学校図書館における電子書籍の利用動向(米国)
カレントアウェアネス-E No.253 2014.02.06
http://current.ndl.go.jp/e1530