米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、コミュニティ参加型図書館についてのフォーラムの報告書を発表

OCLC Researchによって準備され、2015年6月にロサンゼルス公共図書館で実施された米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)のフォーラムの要約版“ IMLS Focus: Engaging Communities”をIMLSが発表しました。

同レポートは、現場のための戦略を浮上させ、政府機関での優先順位を特別に強調し、サービスを享受していないコミュニティーを支援することを含み、市民の参加を振興し、すべての人を図書館にアクセスさせることに焦点をあてたIMLSフォーラムを要約したものとのことです。

当日は、労働力開発と金融リテラシーについて学ぶ移民と高齢者のとの共同に焦点が当たっており、アジェンダでは、“Campaign for Grade-Level Reading”“First Book”“BUILD Initiative”を含む初期学習のパートナーについても焦点が当たっているとのことです。

また、「障害を持つアメリカ人法」(Americans with Disabilities Act)25周年の功績を認め、アクセシビリティに関するセッションと点字協会図書館サービスからの支援技術のデモンストレーションが行われたとのことです。

その他、当日のプログラムには、州からの予算や州立図書館の役割なども含まれているとのことです。

A Focus on Libraries Engaging Communities(IMLS)
https://www.imls.gov/news-events/upnext-blog/2015/09/focus-libraries-engaging-communities

IMLS Focus: Engaging Communities report available(OCLC Research,2015/9/25)
http://www.oclc.org/research/news/2015/09-25.html

IMLS Focus: Engaging Communities
https://www.imls.gov/sites/default/files/whitepaper_convening3_final_9-2-2015_tagged.pdf

参考:
米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、図書館での学習についてのフォーラムの報告書を発表
Posted 2015年9月4日
http://current.ndl.go.jp/node/29370