大島漁協文庫の会、「大島漁協文庫」を建設し、東日本大震災の津波で被害を受けた漁業関係資料を収蔵へ

2015年7月22日付けの河北新報の記事で、宮城県気仙沼市の大島漁協文庫の会が「大島漁協文庫」を建設し、東日本大震災の津波で被害を受けた宮城県漁協気仙沼支所大島出張所(旧大島漁協)の漁業関係資料を収蔵することになったと報じられています。

建設主体の大島漁協文庫の会は漁協関係者や神奈川大学日本常民文化研究所(常民研)の研究者によって構成されており、また、被災した資料は常民研と神奈川大学大学院歴史民俗研究科によって再生し整理されているとのことです。

離島の漁業史研究拠点に 気仙沼大島に図書館(河北新報,2015/7/22付け記事)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150722_15010.html

気仙沼大島漁業史文庫プロジェクト(常民研)
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/research/02_2.html

気仙沼 資料保全の記録(同プロジェクトのブログ)
http://d.hatena.ne.jp/jouminbunka-1/

参考;
神奈川大学、「被災資料救出保全プロジェクト 気仙沼大島漁協資料救出活動」を開始
Posted 2011年5月19日
http://current.ndl.go.jp/node/18209

【イベント】「大災害における文化財の救出・保全を考える緊急集会」(7/30・神奈川)
Posted 2011年7月6日
http://current.ndl.go.jp/node/18609