【イベント】第3回 全国子ども司書研究大会(8/1、8/2・東京)

2015年8月1日と2日に、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、「子ども司書推進プロジェクト」が主催する第3回「全国子ども司書研究大会」が開催されます。

研究大会の参加対象は、教育委員会、図書館、学校関係者、その他「子ども司書」の活動に興味を持つ人とのことで、以下のようなプログラムが実施される予定です。

◯講演「本は楽しいだけではない 〜 読書から得るもの」(東海学院大学教授兼東海第一幼稚園園長・アンドリュー・デュアー氏)

◯モデル事例発表「子ども司書制度の研究」

●第1分科会「八街市立図書館/ジュニア司書養成講座」(八街市立図書館・ 高橋みち子氏)
●第2分科会「矢祭町教育委員会/矢祭子ども司書講座」(矢祭町教育委員会・下重淳子氏)
●第3分科会「羽後町立図書館/子ども司書講座」(羽後町立図書館館長・原田真裕美氏)
●第4分科会「家読推進プロジェクト/学校における家読と子ども司書の役割」(家読推進プロジェクト事務局長・中島進氏)

◯基調講演「学校図書に新しい風・子ども司書」(作家・柳田邦男氏)

◯パネルディスカッション及び事例発表「子ども司書制度の研究」
司会:
羽後町立図書館館長・原田真裕美氏

発表者:
恵那市中央図書館・岩谷千恵氏、笠岡市立図書館・原田恭江氏、世田谷区立中央図書館・渡邊尚子氏、潮来市立図書館館長・船見康之氏

なお、「子ども司書推進プロジェクト」は、2011年に「子ども司書推進全国協議会」として発足した後改組を経て、「子ども司書制度」の養成や、「子ども司書」を活用する団体などの支援に取り組んでいる組織です。また、「子ども司書制度」は、「本が好きな子どもは読書のリーダーになり、図書館が好きな子どもは友達を呼び込む」というコンセプトに基づき誕生したものとのことで、子ども司書に認定された子どもは、読み語りのボランティアや、学校図書館で本の整理や分類などを行うなどといった読書に関する活動を行うもののようです。

参加は無料ですが、事前の申込みが必要です。

全国子ども司書研究大会(家読(うちどく).com 家読(うちどく)推進プロジェクト)
http://uchidoku.com/htdocs/?page_id=57
http://uchidoku.com/htdocs/?action=common_download_main&upload_id=2446
※2つ目のリンクは、「第3回全国子ども司書研究大会」のチラシです。

子ども司書推進プロジェクト(家読(うちどく).com 家読(うちどく)推進プロジェクト)
http://uchidoku.com/htdocs/?page_id=58

参考:
青森県板柳町で第3回「家読サミットin板柳」と第1回「子ども司書推進全国研究大会」が開催
Posted 2011年10月28日
http://current.ndl.go.jp/node/19406

矢祭もったいない図書館の「子ども司書」、震災で避難する小学生との読書交流会を実施
Posted 2011年6月29日
http://current.ndl.go.jp/node/18542

「もったいない図書館」の矢祭町、「子ども司書」制度を開始へ
Posted 2009年5月11日
http://current.ndl.go.jp/node/12804