多様な読書席・学習スペースを有し、無料託児サービスも提供する複合施設・八千代市立中央図書館・市民ギャラリーが開館

2015年7月1日、千葉県の八千代市で、八千代市立中央図書館・市民ギャラリーが開館しました。

中央図書館は、最大約46万冊の収蔵が可能とのことで、可能と川や森に面した読書席を備えるほか、多様な学習室、テラスなども備えた施設となっています。また、市民ギャラリーは、可動式の壁で区切られた4つの展示室と展示ホールからなり、市民の芸術活動の発表の場として活用されるようです。

株式会社図書館流通センター(TRC)の発表によれば、(1)八千代市内の図書館の蔵書容量の拡充、(2)地域図書館における学生向けの学習スペースの確保、(3)新規転入者が多く、子ども・子育て世代の人口が増加傾向にある同市における、子ども・子育て世代の交流・憩いの場の提供、などを目的として開館されたようです。

なお、同館では図書館利用者を対象に、生後6ヶ月~未就学児の子どもを無料で預かるサービス(無料託児サービス)も提供されています。

八千代市立中央図書館・市民ギャラリーホームページ
http://yachiyo-library-gallery.jp/

八千代市に緑に囲まれた中央図書館完成(産経ニュース, 2015/6/19)
http://www.sankei.com/region/news/150619/rgn1506190065-n1.html

八千代の中央図書館オープン 駐車場ちょっと止めても300円(東京新聞, 2015/7/2)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150702/CK2015070202000160.html?ref=rank

中央図書館・市民ギャラリーが7月1日(水)に開館します(八千代市, 2015/6/29)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/100100/page100035.html

<千葉県初>図書館利用者向け無料託児サービスを備えた
八千代市立中央図書館・八千代市市民ギャラリー(TRC, 2015/7/1)
http://www.trc.co.jp/information/pdf/20150701_yachiyo.pdf

参考:
CA1834 – 図書館整備「反対運動」とその争点 / 桑原芳哉
カレントアウェアネス No.322 2014年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1834