科学技術・学術政策研究所の『科学技術動向』2015年5・6月号にオープンな情報流通が促進するシチズンサイエンス(市民科学)の可能性に関する記事が掲載

2015年5月22日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、「科学技術動向」5・6月号を公表しました。レポート3として「オープンサイエンスをめぐる新しい潮流(その5)オープンな情報流通が促進するシチズンサイエンス(市民科学)の可能性」が掲載されています。

シチズンサイエンスの新たな動向について紹介しています。数万人規模で行われる新しい研究のスタイルや、自発的な探究心に従う「野生」の研究者などの例を紹介しつつ、科学リテラシーの向上によって市民による科学技術アセスメントへの積極的参画を促す可能性について触れられているとのことです。

「科学技術動向」5・6月号の公表について(NISTEP,2015/5/22)
http://www.nistep.go.jp/archives/21605

オープンサイエンスをめぐる新しい潮流(その5)オープンな情報流通が促進するシチズンサイエンス(市民科学)の可能性
http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-STT150J-21.pdf

参考:
科学技術・学術政策研究所の『科学技術動向』2014年11・12月号にオープンデータのためのデータ保存・管理体制に関する記事が掲載
Posted 2014年11月25日
http://current.ndl.go.jp/node/27503

科学技術・学術政策研究所の『科学技術動向』2014年9・10月号に科学技術・学術情報共有の枠組みの国際動向と研究のオープンデータに関する記事が掲載
Posted 2014年9月24日
http://current.ndl.go.jp/node/27069