首都大学東京と新潟県、GPSやARの技術を用いて高齢化の進む山里の魅力を伝えるスマートフォンアプリ「よこねアーカイブ」を公開

首都大学東京システムデザイン学部渡邉英徳研究室と新潟県は、2014年度における同県の「大学生の力を活かした集落活性化事業」の成果物として、魚沼市の横根集落における風景等を伝えるスマートフォンアプリ「よこねアーカイブ」を公開しています。

このアプリでは、スマートフォンを用いて地図上のアイコンをクリックすることで、住民のから寄せられた思い出の写真や集落の現在の風景、そして民俗文化を撮影した映像等を閲覧することができるとのことです。また、GPSとAR(拡張現実)技術を用い、写真や映像をスマートフォンのカメラの視野に重ねあわせて表示することも可能、とのことです。

横根集落は高齢化の進行したいわゆる限界集落であるとのことで、アプリの制作にあたっては、住民とのワークショップも開催し、50代~70代の参加者による「紙地図による写真と記憶の共有」、子どもたちによる「世界に伝えたい「もの・場所・こと」の撮影」が行われたとのことです。

スマートフォンアプリ「よこねアーカイブ」を公開しました。(新潟県ホームページ, 2015/4/30)
http://www.pref.niigata.lg.jp/chiikiseisaku/1356811049842.html

ワークショップで技術と地域をつなぐ:限界集落における継続的な地域活性化【文責:菊本有紀】(ハフィントンポスト, 2014/11/7)
http://www.huffingtonpost.jp/hidenori-watanave/regional-vitalization_b_6118944.html

よこねアーカイブ on the App Store on iTunes
https://itunes.apple.com/us/app/yokoneakaibu/id985100553?mt=8

「大学生の力を活かした集落活性化事業」成果報告会を開催しました。(新潟県, 2015/3/26)
http://www.pref.niigata.lg.jp/chiikiseisaku/1356808175213.html
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/916/366/pr%20syutodai.pdf

http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Simple/993/638/gaiyou.pdf

よこねアーカイブが公開されました(渡邉英徳研究室, 2015/5/1)
http://labo.wtnv.jp/2015/05/ar.html