あるオープンアクセス雑誌の生と死(記事紹介)

2015年3月31日付けのRichard Poynder氏のブログ”Open and Shut?”の記事に、2003年にBioMed Central(BMC)社の下で創刊された医学図書館系のオープンアクセス(OA)雑誌、Biomedical Digital Libraries(BDL)に編集委員として参加し、後には編集主幹も務めた元図書館員、Marcus Banks氏へのインタビューが掲載されています。

BDL誌は4年間刊行された後、APCの値上げをせざるを得なくなったことが投稿数の減少につながり、BMC以外のプラットフォームでの刊行も試みられたものの、2008年にBanks氏の決断により終刊しました。インタビューではこの短い一生から何を学ぶことができるか、という観点等について尋ねられています。

The Life and Death of an Open Access Journal: Q&A with Librarian Marcus Banks(Open and Shut?、2015/3/31付け)
http://poynder.blogspot.co.uk/2015/03/the-life-and-death-of-open-access.html