オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、リポジトリの相互運用性の向上を目指したロードマップを発表

2015年2月付で、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、リポジトリの相互運用性の向上を目指したロードマップ“COAR Roadmap: Future Directions for Repository Interoperability”を公開しました。

学術コミュニケーションは、研究成果のオープンアクセスへの要求、ピアレビューの新しい形、インパクトを測る様々な方法など、大きな変化を遂げつつあるとのことです。同時に、コミュニケーションやインタフェース等における技術開発も、関連するアプリケーションやシステム間の双方向のデータ交換を促進しているとのことです。

ロードマップでは、リポジトリのコミュニティにとって重要なトレンド、関連して起こすべきアクションのポイントをまとめており、将来的な相互運用性を目指し、COARの重点分野を把握できるものとなっているとのことです。

COAR Roadmap Future Directions for Repository Interoperability(COAR, 2015/2)
https://www.coar-repositories.org/files/Roadmap_final_formatted_20150203.pdf

COAR Interoperability Roadmap published(COAR, 2015/2/5)
https://www.coar-repositories.org/news-media/coar-interoperability-roadmap-published/

Repository Interoperability(COAR)
https://www.coar-repositories.org/activities/repository-interoperability/

参考:
COAR等、オープンアクセスリポジトリの相互運用性を改善するためのワーキンググループを立ち上げ
Posted 2014年10月10日
http://current.ndl.go.jp/node/27207

COARがオープンアクセスリポジトリの相互運用性の現状についてまとめたレポートを公表、注目7領域における19の取組
Posted 2012年10月26日
http://current.ndl.go.jp/node/22177