和歌山県立博物館、地域に眠る「災害の記憶」の発掘・共有・継承事業の成果の一部を紹介する小冊子を公開

和歌山県立博物館では、平成26年度文化芸術振興費補助金(地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業)を得て、文化遺産課、和歌山県立文書館、県内外の歴史研究者の協力のもと、地域に眠る「災害の記憶」の発掘・共有・継承事業(全体事業名「あらゆる人びととつながる博物館づくり事業」)に取り組んできたとのことです。

この事業の調査結果の一部をわかりやすくまとめた小冊子『先人たちが残してくれた「災害の記憶」を未来に伝えるⅠ』が公開されています。また、2015年1月24日から3月8日まで和歌山県立博物館にて開催する企画展「描かれた紀州」でも、調査成果の一部が展示されるとのことです。

先人たちが残してくれた「災害の記憶」を未来に伝えるⅠ(和歌山県立図書館)
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/egakareta/saigai-memories.pdf

企画展「描かれた紀州」(和歌山県立図書館)
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/egakareta/frameset.htm

「災害の記憶」に関する小冊子の発行と現地学習会開催のご案内(和歌山県立博物館ニュース, 2015/1/9)
http://kenpakunews.blog120.fc2.com/blog-entry-704.html