九州国立博物館と凸版印刷、特別史跡「王塚古墳」の石室内を鑑賞する簡易型ヘッドマウントディスプレイ用VRコンテンツを共同で開発

九州国立博物館と凸版印刷株式会社は、特別史跡「王塚古墳」の古墳内部を鑑賞・体験する簡易型ヘッドマウントディスプレイ用のバーチャルリアリティ(VR)コンテンツを共同で開発したと発表しています。2015年2月3日から3月29日まで、九州国立博物館・文化交流展室で開催される、九州地方の装飾古墳をテーマにした特別展示「進化する博物館Ⅲ最新技術でよみがえる九州の装飾古墳」で一般公開されるとのことです。

コンテンツ開発においては、九州国立博物館が学術監修と展示・公開を、凸版印刷がVRコンテンツの製作を行ったとのことです。また、このコンテンツは、東京大学池内研究室と凸版印刷が2004年に行った共同研究で得られたデジタルアーカイブデータを活用しているとのことです。

なお、簡易型ヘッドマウントディスプレイとは、紙などでつくられた筐体にレンズを取り付け、スマートフォンと組み合わせてVRを体験することができるものとのことです。

九州国立博物館と凸版印刷、特別史跡「王塚古墳」の石室内を鑑賞する簡易型ヘッドマウントディスプレイ用VRコンテンツを共同で開発(九州国立博物館, 2015/1/30)
http://www.kyuhaku.jp/news/news-150130.html

九州国立博物館と凸版印刷、特別史跡「王塚古墳」の石室内を鑑賞する
簡易型ヘッドマウントディスプレイ用VRコンテンツを共同で開発(凸版印刷, 2015/1/30)
http://www.toppan.co.jp/news/2015/01/newsrelease150130.html

via;
九州国立博物館と凸版印刷、特別史跡「王塚古墳」石室内をVR展示(ASCII, 2015/1/30)
http://ascii.jp/elem/000/000/974/974655/

参考:
九州国立博物館、収蔵品デジタルアーカイブのウェブサイトを開設
Posted 2011年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/17919