科学技術・学術政策研究所の『科学技術動向』2015年1・2月号に研究データ出版の動向と論文の根拠データの公開促進に関する記事が掲載

2015年1月23日、科学技術・学術政策研究所が、「科学技術動向」1・2月号を公表しました。レポート1として、「オープンサイエンスをめぐる新しい潮流(その3)研究データ出版の動向と論文の根拠データの公開促進に向けて」が掲載されています。

研究データの管理、保存と共有は、非常に重要なテーマですが、幅の広い研究データの取り扱いについては、まだ十分なコンセンサスが得られていないとのことです。そこで、この記事では、まずは、研究論文に付随するデータの公開、共有に着目し、昨今創刊が相次いでいるデータジャーナルの取組と合わせて、各関係者が取り得る活動について論じているとのことです。

「科学技術動向」1・2月号の公表について(NISTEP, 2015/1/23)
http://www.nistep.go.jp/archives/19944

オープンサイエンスをめぐる新しい潮流(その3)研究データ出版の動向と論文の根拠データの公開促進に向けて
http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-STT148J-4.pdf

参考:
科学技術・学術政策研究所の『科学技術動向』2014年11・12月号にオープンデータのためのデータ保存・管理体制に関する記事が掲載
Posted 2014年11月25日
http://current.ndl.go.jp/node/27503

科学技術・学術政策研究所の『科学技術動向』2014年9・10月号に科学技術・学術情報共有の枠組みの国際動向と研究のオープンデータに関する記事が掲載
Posted 2014年9月24日
http://current.ndl.go.jp/node/27069