米国の消費者金融保護局、図書館向けに金融リテラシー教育のための資料を提供

2014年8月8日、博物館・図書館サービス機構(IMLS)のブログで、消費者金融保護局(Consumer Financial Protection Bureau: CFPB)が、図書館利用者への金融リテラシー教育支援プログラムの最初の一歩として、図書館を対象に提供するさまざまなリソースについて紹介しています。

このプログラムは、2014年4月に公表された、IMLS、ALA、金融取引業規制機構(FINRA)、シカゴ連邦準備銀行等による、公共図書館における金融リテラシー教育に関するパートナーシップに基づくものとのことです。

CFPBのウェブサイトで、同局や労働局等から提供された20の無料の出版物、プログラムのアイデア、図書館がその地域で金融リテラシープログラムを実現するための関係構築のガイドライン、連邦政府やNGO等の有用なウェブ上の情報源へのリンク、マーケティング用の素材、図書館員向けのウェブセミナーなどが提供されています。

CFPB Offers Free Materials and Other Resources for Libraries(IMLS, 2014/8/8)
http://blog.imls.gov/?p=5074

Library resources(CFPB)
http://www.consumerfinance.gov/library-resources/

Community partnership guidebook for libraries(CFPB)
http://files.consumerfinance.gov/f/201406_cfpb_partner-guidebook.pdf

参考:
米消費者金融保護局と公共図書館が金融リテラシー教育に関するパートナーシップを結ぶ(米国)
Posted 2014年4月8日
http://current.ndl.go.jp/node/25881

RUSA、図書館における金融リテラシー教育サービスの提供に関するガイドライン等のドラフト版を公開、意見募集
Posted 2014年8月6日
http://current.ndl.go.jp/node/26737