個人のパーソナル・デジタル・アーカイビングと図書館の役割について、NDIIPP等が情報収集

米国議会図書館(LC)のデジタル情報の保存に関するブログ“The Signal”において、パーソナル・デジタル・アーカイビング(PDA)と、図書館、文書館、博物館の役割に関する記事が掲載されています。全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP)に携わるButch Lazorchak氏によるものです。

記事では、近々開催されるテキサス図書館協会の年次大会において行われるデジタル保存に関するセッションの話題として、PDAがあることに触れ、特に、PDAを支援する図書館等の潜在的な役割というトピックが議論の重要なパーツとなる旨を紹介しています。

そのうえで、関連して、図書館等におけるPDAへの取り組みについて、NDIIPPとNDSA(国家デジタル管理連盟)によるアンケート調査が行われていることが言及されています。アンケート調査のフォームは、ウェブで公開されており、「パーソナル・デジタル・アーカイビング(PDA)の考えを知っているか?」、「所属している機関ではPDAサービスを提供しているか?」「所属している機関はPDAサービスを提供すべきと考えるか?」などの質問が含まれています。

Public Service Libraries and Personal Digital Archiving(LC The Signal, 2014/4/9付け)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2014/04/public-service-libraries-and-personal-digital-archiving/?loclr=twdig

アンケート調査(NDIIPP/NDSA Survey on Personal Digital Archiving in Public Service Libraries, Archives and Museum)
https://www.surveymonkey.com/s/MGHFV86

参考:
米国議会図書館(LC)、個人でのデジタル情報保存の際に役立つリソース等をまとめたウェブページを公開 Posted 2012年2月21日
http://current.ndl.go.jp/node/20215

米国議会図書館、個人の資料保存にアドバイスをする「パーソナル・アーカイビング・デー」を開催 Posted 2010年4月21日
http://current.ndl.go.jp/node/16135