ジョージア大学図書館、ゲイツ財団及びDPLAから支援を受けて公共図書館員にデジタルスキルに関する研修を提供

ジョージア大学図書館(ジョージア州)の“Digital Library of Georgia”が、公共図書館員に文化遺産のデジタル展示に関する研修を提供するため、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団及び米国デジタル公共図書館(DPLA)から、10万ドルの助成を受けると発表しています。

この助成金により、Digital Library of Georgiaは、2014年5月に公共図書館員に対して3日にわたる研修を提供するとともに、デジタル化するのに適切なコンテンツを特定し、デジタル化事業を実施、さらに3つのオンライン展示を作成するようです。またこの事業においては、文化遺産の専門職員のデジタルスキル研修に役立つ研修教材を産み出すことも意識されているようです。

なお、Digital Library of Georgiaは、DPLAのサービスハブ(service hub)の一つです。

Gates Foundation provides funding for training public librarians(UGA Today, 2014/4/4付け)
http://news.uga.edu/releases/article/gates-foundation-funding-training-public-librarians/

参考:
E1429 – 米国デジタル公共図書館(DPLA)が公開される カレントアウェアネス-E No.237 2013.05.23
http://current.ndl.go.jp/e1429