高麗大学校が大阪府立中之島図書館と協定を結び、同館が所蔵する韓国古典籍資料のデジタル化へ

2014年1月23日、韓国の高麗大学校の海外韓国学資料センターが大阪府立中之島図書館と研究協定を結んだことを発表しました。同館が所蔵している韓国の古典籍を調査し、デジタル化を行う予定とのことです。

大阪府立中之島図書館のウェブサイトによると、同館が所蔵する韓国の古典籍(韓本)は、佐藤六石氏旧蔵の朝鮮本を住友家が資金を提供するかたちで購入したもので、李氏朝鮮時代の版本、活字本、写本で日本人の蒐集したものとしては最大といわれているとのことです。資料の種類・点数は、書籍1,023部、 5,237冊とのことです。

조선시대 중요 희귀자료들, 디지털화 되어 돌아온다(高麗大学校, 2014/1/23付け)
http://www.korea.ac.kr/do/MessageBoard/ArticleRead.do?id=4d5b27

韓国古書をデジタル化 高麗大と中之島図書館が協定(聯合ニュース, )
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/01/23/0200000000AJP20140123000900882.HTML

おおさかページ ~大阪資料と古典籍~ 韓本(大阪府立中之島図書館)
http://www.library.pref.osaka.jp/site/osaka/lib-collect-kanpon.html

参考:
高麗大学校が日本の東洋文庫と協定を結び、同文庫が所蔵する韓国古典籍資料のデジタル化へ
Posted 2012年2月14日
http://current.ndl.go.jp/node/20163