Acapela Group、サーミ語の音声変換の開発を開始

2013年11月21日、30以上の言語の音声変換を取り扱うAcapela Groupは、サーミ語のテキストの音声変換の開発を行うと発表しました。

サーミ語は、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンの北部で話される言語で、多くの方言がある中、Acapela Groupは、最も言語人口が多い北部サーミ語(20,000人)を選択し、音声変換の開発を行うとのことです。これは、少数言語であるサーミ語の保護のため、サーミ人の代表機関であるサーミ議会が主導するプロジェクトの一環であるとのことです。

2013年11月に音声変換システムの開発を開始し、2014年10月に製品がリリースされる予定とのことです。

Living spoken heritage: Acapela will add Sami to its language portfolio
http://www.acapela-group.com/living-spoken-heritage-acapela-will-add-sami-to-its-language-portfolio–2312-speech-synthesis.html

Your Voice expert(Acapela)
http://www.acapela-group.com/company-information-acapela-group.html

参考:
Google、危機言語保存プロジェクト“Endangered Languages Project”を発表
Posted 2012年6月22日
http://current.ndl.go.jp/node/21170