国立国会図書館収集書誌部と日本図書館協会目録委員会が連携して、RDAに対応した新しい書誌データ作成基準として新しい『日本目録規則』の策定へ

国立国会図書館収集書誌部と日本図書館協会目録委員会が連携して、“Resource Description and Access(RDA)”に対応した新しい書誌データ作成基準として新しい「日本目録規則」を策定します。

 国立国会図書館収集書誌部は、2013年2月に「国立国会図書館の書誌データ作成・提供の新展開(2013)」を策定し、今後5年間の当館の書誌データ作成・提供の方向性を示しました。このうち第3項では、「資料と電子情報のそれぞれの特性に適した書誌データ作成基準を定める。」として、「国際目録原則覚書」等の国際標準や「日本目録規則」改訂等の国内の動向などに留意し、特に“Resource Description and Access : RDA”に対応した書誌データの作成基準を定めることとしていました。
 
 このRDAに対応した新しい書誌データ作成基準の策定について、国立国会図書館収集書誌部と日本図書館協会目録委員会とが連携して、「日本目録規則」を全面的に新しく策定するための作業を進めるとし、2013年9月30日、両者連名の文書「『日本目録規則』改訂の基本方針」を公表しました。

『日本目録規則』改訂の基本方針(日本図書館協会目録委員会、国立国会図書館収集書誌部、2013/8/22付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/newncrpolicy.pdf

新しい『日本目録規則』の策定に向けて(国立国会図書館収集書誌部、2013/9/30付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/newncr.pdf

上記ドキュメントの掲載ページ;
書誌データの基本方針と書誌調整(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/kihon.html

書誌データの作成および提供(更新情報)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data_make.html

日本図書館協会目録委員会
http://www.jla.or.jp/committees/mokuroku/tabid/184/Default.aspx

参考;
「国立国会図書館の書誌データ作成・提供の新展開(2013)」が公表 Posted 2013年2月22日
http://current.ndl.go.jp/node/22960