“Zine”と過ごした夏:学生2名が夏期プログラムでハーバード大学図書館のコレクションを学ぶ(記事紹介)

ハーバード大学で新しく始まった夏期プログラムSHARP(Summer Humanities and Arts Research Program)として、ハーバード大学図書館が学生2名を受け入れたとのことで、その活動が紹介されています。

記事によると、ハーバード大学のワイドナー図書館(Widener Library)では、最近受入れたコレクションとして、およそ2万点のZine(ジン)やその関連資料を集めた“Printernet Zine collection”を所蔵しています。そのトピックは、音楽からジェンダー、政治に至るまでカバーしており、また1970年代から現在に至るものまでが含まれているとのことです。

学生は10週間にわたる夏期プログラムの間、このジンのコレクションについて学び、学者がそれらを利用できることの重要性に気づくなどしたとのことです。また学生2名は、期間中に、マルチメディアラボの図書館員から技術的なサポートを受けながら、“研究・調査のためにジンを盛り上げる”(Enlivening Zines for Study and Research)というテーマで、デジタルコンテンツを作成したとのことです。

Zines were the scene(Harvard Gazette、2013/9/4付け)
http://news.harvard.edu/gazette/story/2013/09/zines-were-the-scene/

SHARP: Summer Humanities and Arts Research Program About SHARP at the Libraries
http://hcl.harvard.edu/sharp/

参考:
同人誌の整理に伴う困難とは?(米国) Posted 2007年5月11日
http://current.ndl.go.jp/node/5837