英バイジィ文化相、公共図書館における電子書籍等貸出を公貸権の対象にすることを英国著作家協会に通知

2013年7月9日、英国著作家協会(The Society of Authors)は、同国のEd Vaizey文化相が協会に対し、政府として、公共図書館による電子書籍とオーディオブックの貸出を、公貸権の枠組みを拡大させその中に位置づけるようにすることを約束したと発表しました。

協会のウェブサイトでは協会に送られた文化相の文書が公開されており、それによると、2014年7月から試験的に開始するとあります。

Ed Vaizey文化相による通知文書(PDF)
http://www.societyofauthors.org/sites/default/files/Ed%20Vaizey%20letter%209%20July%2013.pdf

Ed Vaizey MP confirms Sieghart recommendations (Society of Authors 2013/7/9付けの記事)
http://www.societyofauthors.org/soa-news/ed-vaizey-mp-confirms-sieghart-recommendations

参考:
図書館による電子書籍貸出において著作者への“フェア”な支払いを求める 英国著作家協会がレポートを発表
http://current.ndl.go.jp/node/23712