“Global Impact Study”の最終報告書公開

2007年から2012年にかけて実施されてきた、ICTへのパブリックアクセスに関する調査研究“The Global Impact Study of Public Access to Information & Communication Technologies”の最終報告書が公表されています。

この調査研究は、ICTへのパブリックアクセスの規模や性質、インパクトについてのエビデンスを得ることを目指し実施されてきたもので、図書館やテレセンター、サイバーカフェに着目し、コミュニケーションと余暇、文化と言語、教育、雇用と収入、統治、健康などの領域へのインパクトを調査してきたものとのことです。調査対象となった国は、バングラデシュ、ボツワナ、ブラジル、チリ、ガーナ、リトアニア、フィリピン、南アフリカの8カ国です。

なお、調査のデータ等もウェブに公開されています。また、この調査研究では7つの発展的な調査(in-depth study)も行われておりこれらの報告書は、今後2,3カ月のうちにすべてが公開されるとのことです。

Global Impact Study: Final report & findings released(2013/7/2付け)
http://www.globalimpactstudy.org/2013/07/global-impact-study-final-report-findings-released/

Connecting people for development: Why public access ICTs matter
http://tascha.uw.edu/publications/connecting-people-for-development
※最終報告書を掲載

Surveys
http://www.globalimpactstudy.org/resources/resources-surveys/
※調査データ等を公開

In-depth Study Reports
http://www.globalimpactstudy.org/resources/in-depth-study-reports/