米国図書館情報資源振興財団、美術館による、パブリックドメインのコレクションの画像使用に関する報告書を発表

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、”Images of Works of Art in Museum Collections: The Experience of Open Access”と題する報告書を発表しました。米国と英国の11の美術館における、パブリックドメインになっている美術館所蔵コレクションの画像使用に関する試みについての調査報告となっています。この報告書は、これらの機関が行った思考の過程と手法を提示することで、コレクション画像のオープンアクセス化について考えている他の美術館へ情報提供することを目的としているとのことです。

報告書に掲載されている美術館は以下の11館です。

大英博物館(British Museum), London
Indianapolis Museum of Art, Indianapolis
J. Paul Getty Museum, Los Angeles
Los Angeles County Museum of Art, Los Angeles
メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art), New York
Morgan Library and Museum, New York
National Gallery of Art, Washington, D.C.
Victoria and Albert Museum, London
ウォルターズ美術館(Walters Art Museum), Baltimore
Yale Center for British Art, New Haven
Yale University Art Gallery, New Haven

Images of Works of Art in Museum Collections: The Experience of Open Access (CLIRの報告書公開ページ)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub157