情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)、「淡路震災・情報行動調査速報版」を公開

2013年4月16日、情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)が、「淡路震災・情報行動調査速報版」を公開しました。iSPPは、2011年の東日本大震災を契機に、情報通信技術(ICT)を活用した支援活動を行うことを目的に設立された組織です。

この調査は、今後も想定される地震などの災害の際に、とくに重要と思われる被災地における状況の迅速かつ的確な把握、「情報の空白地帯」の発生を最小限にするための実践的な指針を得るための材料として役立てられないかとの狙いで実施されたものです。調査資料は、4月13日に淡路島で発生した強い地震の際に、人々が必要とする情報をどのように受発信したかについて、緊急アンケート調査の結果をまとめたものです。

なお、アンケートは現在も受付中で、今後さらに回答数が増えた段階で改めて集計・分析を行い、最終結果を公表する予定とされています。

淡路震災・情報行動調査速報版 (iSPP 情報支援プロボノ・プラットフォーム 2013/4/16付けの記事)
http://www.ispp.jp/archives/1874

参考:
No.14 日本の図書館におけるレファレンスサービスの課題と展望 (Issues and Perspectives on Reference Services in libraries of Japan)
http://current.ndl.go.jp/report/no14