アーリントン郡図書館が人形貸出プログラムを開始―地域の歴史教育も視野に

米国アーリントン郡図書館(Arlington County library)が、“American Girl”というブランドの人形貸出プログラムを開始したようです。American Girlとは、米国の歴史上の女の子をイメージして造られたもので、その時代の歴史的な背景も伝えるキャラクターとして作成されたもののようです。

このプログラムを紹介しているWashington Postの記事によると、同館のプログラムはこれに先立って開始されたニューヨーク市図書館の同様の取組みを模倣して始められたもので、アーリントン郡図書館では、Josefina (1824年)、Marie-GraceとCecile(1853年)、Addy(1864年)、Rebecca(1914)、Molly(1944年)、JulieとIvy(1974年)の8体の人形を貸出しているとのことです。同館では、これらの人形とともに、それぞれの人形をテーマとした図書(American Girl book)と、その人形の時代のアーリントンの歴史をまとめたカード等も一緒に貸出しているとのことです。

American Girl Lending Program (Arlington County libraryのウェブサイト)
http://library.arlingtonva.us/american-girl/

Check it out: Library starts lending dolls (Washington Post 2013/3/18付けの記事)
http://www.washingtonpost.com/lifestyle/kidspost/check-it-out-library-starts-lending-dolls/2013/03/18/dbca7948-8cd1-11e2-9838-d62f083ba93f_story.html

American Girl characters (American Girlのキャラクター説明ページ)
http://www.americangirl.com/corp/corporate.php?section=about&id=10