PLOS発行のオープンアクセス誌掲載論文の補足データをfigshareがホスト

オープンアクセス出版のPLOSと、研究データの公開プラットフォームfigshareの提携が発表されました。提携によりfigshareは、PLOSの発行する7タイトルのオープンアクセス誌に掲載された論文の補足データ(supplemental data)をホストし、そのデータをPLOSの論文中で表示するためのウィジェットを提供することになります。発表文では、研究成果の公表形態の多様化に伴い、出版社側は多様な種類のデータを論文中に含めるための方法を模索していると、提携の背景が述べられています。

figshare partners with Open Access mega journal publisher PLOS(figshare 2013/1/30付けブログ記事)
http://figshare.com/blog/figshare_partners_with_Open_Access_mega_journal_publisher_PLOS/68

PLOSデータの最大活用(PLOSブログ紹介)(情報管理Web STI Updates 2013/1/31付け記事)
http://johokanri.jp/stiupdates/2013/01/008166.html

参考:
論文とデータセットを合わせて公開できるオープンアクセス誌“GigaScience”の創刊号が公開
http://current.ndl.go.jp/node/21387

PLoS ONE、Science Exchange、figshareが、研究結果の再現性の認定サービスを行う“Reproducibility Initiative”を開始
http://current.ndl.go.jp/node/21636

多様な研究成果の公開プラットフォーム“figshare”がAPIベータ版を公開
http://current.ndl.go.jp/node/21714