オープンソースの次世代型図書館システムを開発するKuali OLEプロジェクトが75万ドルの追加助成を獲得、2013年中にはシカゴ大学とリーハイ大学が初導入へ

2013年1月25日、オープンソースの次世代型図書館システムを開発しているKuali Open Library Environment(Kuali OLE)プロジェクトが、アンドリュー・W・メロン財団から75万ドルの助成金を獲得したと発表されました。このプロジェクトは2009年に同財団から230万ドルを提供されており、今回が2度目の助成になります。また、2013年後半にはシカゴ大学とリーハイ大学がKuali OLEを導入する予定であることも発表されています。これが初の導入事例となります。

Kuali library project awarded $750,000 from Andrew W. Mellon Foundation(Indiana University 2013/1/25付けニュース)
http://newsinfo.iu.edu/news/page/normal/23726.html

参考:
E1307 – 次世代型図書館業務システム主要5製品の特徴とその現状
http://current.ndl.go.jp/e1307

E1003 – 次世代の図書館システムをデザインするOLEプロジェクト
http://current.ndl.go.jp/e1003

米ヴィラノヴァ大学がオープンソースの次世代型図書館システム“Kuali OLE”の開発パートナーに
http://current.ndl.go.jp/node/21231

オープンソースの図書館システム“Kuali OLE”のバージョン0.6がリリース
http://current.ndl.go.jp/node/20932

Kuali-OLEプロジェクトを主導するインディアナ大学にアンドリュー・メロン財団が助成
http://current.ndl.go.jp/node/15624