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英CILIP、公共図書館における電子書籍の貸出は無料で行われるべき等とする提言を政府に提出

英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)が、政府に対して、公共図書館における電子書籍の貸出に係る提言を提出しました。提言のポイントとして以下の4点が挙げられています。

・電子書籍の貸出は、金銭を支払う必要のない知へのアクセスとともに、無料で行われるべきである。
・電子書籍の貸出は、図書館内だけではなく館外からもアクセスできるようになるべきである。
・文化・メディア・スポーツ省のアーツ・カウンシルは、電子書籍の貸出試行による影響についての研究に助成を行うべきである。
・公共図書館員に対して電子コンテンツへのアクセスに関する全国的な研修プログラムが開発・提供されるべきである。

CILIPのPhil Bradley会長は、英国の状況について、「イングランドでは公共図書館の3分の2が電子書籍の貸出サービスを行っているが、提供できるタイトルは限定されている。大手出版社のいくつかは図書館が電子書籍を貸し出すことに対して消極的である。」などとコメントしています。

“Libraries should lend ebooks for free 24/7” professional body tells government(CILIP 2012/11/17付けニュース)
http://www.cilip.org.uk/news-media/Pages/news121117.aspx