今、「サンディ」被災館に伝えたい「カトリーナ」の教訓(記事紹介)

2012年11月14日、Chronicle of Higher EducationのブログWired Campusに、“What Katrina Can Teach Libraries About Sandy and Other Disasters”という記事が掲載されています。記事は、10月の“サンディ”やその他の災害で被害を受けた図書館に対して、2005年に米国南部を襲ったハリケーン“カトリーナ”で浸水被害を受けたTulane’s Howard-Tilton Memorial Libraryの教訓をどう生かせばよいのかをアドバイスする内容となっています。

記事では、「ピンチをチャンスに変えるべし」として、災害の保険金を有効に使うことで、被害を受ける前に比べてより充実した設備や蔵書を構築できたことや、「お役所的な対応に頭痛もするし、復興には長い時間がかかるが覚悟しておくように」として、“カトリーナ”の被害後図書館の再建が始まるまで1年を要したこと、その他、保険金に影響することから、「災害に備えて自館のコレクションの価値を常に把握しておくこと」等、7点のアドバイスを紹介しています。

What Katrina Can Teach Libraries About Sandy and Other Disasters (Wired Campus 2012/11/14付けの記事)
http://chronicle.com/blogs/wiredcampus/what-katrina-can-teach-libraries-about-sandy-and-other-disasters/40986