ユングが蒐集した15-18世紀資料約300タイトルがデジタル化公開 ユング本人の書き込みも閲覧可能

2012年8月8日のスイス連邦工科大学チューリヒ校図書館(ETH-Bibliothek)の記事によると、C.G.ユングが1928年から1940年にかけて蒐集した、15世紀から18世紀までの資料約300タイトルがデジタル化公開されたとのことです。それらのコレクションには、ユング自身が引いた下線やメモ等があるようです。コレクションは、スイスの図書館界による貴重資料デジタル化コレクションの提供プラットフォームである“e-rara.ch”で提供されています。

コレクション一覧(e-rara.chのウェブサイト)
http://www.e-rara.ch/alch/nav/classification/1133851

Digitization of selected books from C.G. Jung’s library (ETH-Bibliothek 2012/8/8付けの記事)
http://www.library.ethz.ch/en/About-us/News/Digitization-of-selected-books-from-C.G.-Jung-s-library

参考:
スイスの公共・大学図書館等が所蔵するスイス中近世の貴重書デジタルアーカイブポータル“e-rara.ch”、公開点数5,000点を突破
http://current.ndl.go.jp/node/18948