リコー、被災写真をデジタル化して返却する「セーブ・ザ・メモリープロジェクト」で顔認証技術による検索を可能に

2012年8月8日、株式会社リコーは、東日本大震災で被災した写真をデジタル化して被災者に返却する「セーブ・ザ・メモリープロジェクト」において、NECの顔検出/顔照合エンジン「NeoFace」を導入したと発表しました。リコーは、このシステムの導入により、デジタルカメラで撮影した顔写真を取り込んで被災写真と照合することで、本人に近い顔が抽出され、そこから本人・親戚などの写真を見つけることが可能になるとしています。

被災した写真をデジタル化してお返しするセーブ・ザ・メモリー プロジェクト 被災地で回収された写真の検索に顔認証技術を導入 (株式会社リコー 2012/8/8付けの記事)
http://www.ricoh.co.jp/release/2012/0808_1.html

東日本大震災の被災地で回収された写真、顔認識技術で検索可能に (INTERNET Watch 2012/8/8付けの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120808_552102.html

セーブ・ザ・メモリープロジェクト
http://savethememory.jp/

参考:
リコー、被災者の写真のデジタル化を通じた復興支援プロジェクト「セーブ・ザ・メモリープロジェクト」を開始
http://current.ndl.go.jp/node/18840