生涯投稿料モデルを採用する査読付きOA誌“PeerJ”が正式発表 料金プランは99ドル・199ドル・299ドルの3種類

2012年6月12日、元PLoS ONE出版代表のPeter Binfield氏が立ち上げたオープンアクセス出版社“PeerJ”について正式発表が行われました。論文投稿料を生涯会費制にするというユニークなモデルが注目を集めていたものです。今回の発表によると、同社は、査読付きオープンアクセス誌“PeerJ”とプレプリントサーバ“PeerJ PrePrints”を提供します。PeerJ誌については、2012年夏に投稿の受け付けを開始し、12月に創刊が予定されています。投稿料金プランとしては、生涯「99ドル」「199ドル」「299ドル」の3種類が用意されており(2012年9月まで一部割引中)、PeerJ誌への年間出版可能論文数がそれぞれ1本、2本、無制限と差別化されています。今後数日間にわたり公式ブログで詳しい情報が公開されていくようです。

PeerJ – Pricing
https://peerj.com/pricing/

PeerJ – How it works
http://peerj.com/how-it-works/

New open access publisher introduces innovative business model – Pay once, publish for life(PDF:2ページ)
https://s3.amazonaws.com/farm-d3c8fc02375c62-704624440403-us-east-1/pressReleases/PeerJ_Press_Release_June_12th_2012.pdf

Your Peers, Your Science. Academic Publishing is Evolving.(PeerJ Blog 2012/6/12付け記事)
http://blog.peerj.com/post/24952567807/peerj-launch

Linkfest from Day 1 of PeerJ(PeerJ Blog 2012/6/12付け記事)
http://blog.peerj.com/post/24981629979/peerj-linkfest

参考:
生涯投稿料99ドルの査読付きオープンアクセス誌“PeerJ”が2012年秋に創刊
http://current.ndl.go.jp/node/20829