東日本大震災アーカイブ「みちのく震録伝」が宮城県沿岸部におけるヒアリングや記録収集活動について報告

東北大学災害科学国際研究所による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」が、2012年2月より実施している「情報収集活動員(みちのく・いまをつたえ隊)」の活動の現状について報告しています。

2012年2~3月に宮城県内の沿岸被災15市町において15名以上の活動員がヒアリングや写真撮影等の情報収集を行いました。その結果、ヒアリングを行なった被災者は合計813人、撮影された写真は約2万枚、チラシや掲示物等の震災記録は1,000枚になりました。現在整理作業が行なわれており、写真については7月上旬にウェブで公開される予定です。また、震災記録は東北大学附属図書館等によるキャンペーン「震災記録を図書館に」に移管されました。

今後は内陸部へも活動範囲を広げていく予定です。

「情報収集活動員(みちのく・いまをつたえ隊)」が東日本大震災の発生から1年後の被災地の情報を収集しました。(東北大学等による2012/6/8付けプレスリリース)
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120608/index.html

参考資料
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120608/sankou.html

参考:
図書館共同キャンペーン「震災記録を図書館に」が開始
http://current.ndl.go.jp/node/20346

東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」が被災地の「残したい、伝えたい」情報の現地収集活動等を実施
http://current.ndl.go.jp/node/20154